【第24話】それは奇跡(御法度)だ。
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直感と直感同士で波長がバッチリ合う。そんな心トキメクそして気になる YouTuber や blogger にスマホの中でバシッと出会えたのなら、最新の作品を堪能した後、僕は必ずいくつか遡ってひとつひとつ古い作品を噛み締めながら観る・・何故なら、そこに全てが詰まっているからだ。ウキウキしながら全て観る・・もう楽しくて仕方がない。初回の作品には必ず心を撃ち抜かれる。一昔前はプロでしかなかったその対象が、今や、一般ユーザーがその大半を占めている。思いが伝わる初回がイイ・・
(回想)
大きな病院の敷地内にある緑に囲まれた木のベンチには、今も二人の名前が刻まれている・・
いつしか当時の両親の歳に近くなった僕らは、親と子の視点とあの想い、その両面の気持ちまでもが手に取れるようになり、改めてその思い出は深みを増して記憶の中で二度も楽しませてくれる濃厚な人生は、なんて儚く深いのだろう・・はたまた家族になった時のイメージができてしまうほどの運命的な人と出会い、その全てがキラキラ輝き、心はトキメキもう抑えきれない程の恋をした。
僕には最後の恋、でもあなたは初めての恋だった。時の悪戯にかき消されながらその夢も叶わなかった(この流れもまた無音と共に消えた)あの頃・・
そうこうしているうちに、年上のスペシャルな人と出会い、相手に芽生えた夢を叶える為、あの人は日本を離れ異国に永住・・最後に残された達筆の手紙・・あの日、時の悪戯が過ぎるぜと心の底で泣いた・・人生の断片はいつでも一枚の絵で描ける。だけど、一枚の絵では語りきれない。それが人生だ・・
だから僕らは不意に時空を超えて夢の中でだけ会ってしまうのか。翌朝目覚めると、何もかもが現実に戻りそのまま今流れている時に身を任せながら生かされてゆく・・
この儚いアート(人生)に勝るアートは無い。
もしこのアート(人生)を2Dの映像としてYouTubeにアップロード出来る日が来るのなら、それは奇跡(御法度)だ・・、なぜなら、僕は今を生きている。今を・・今を・・