PUNK ART IS LIFE

ぱんくの日記帳 〜 PUNK BLOG 〜

YouTubeチャンネル「ぱんくTV」ぱんくっキング(PUNK KING)の「ぱんく」という名でYouTuberになったので、ぱんくの日記帳と題して、blogも始めました。

【第32話】人生の交差点

🎬✨

あなたは何故、今そこで、

僕は何故、今此処で、

こうして居るのだろう・・

 

振り返ると僕は今まで、何度も節目の二択に迫られて、その都度、目の前の交差点の道をひとつ選んで進んで来た・・

 

そのひとつひとつを巻き戻すかのように今、思い返すと・・それはそれでなんだか悪戯に面白い・・人生は意味深い仕組みで出来ている(偶然?運命?必然?)・・


もしもあの時、あっちの道を選んでいたら、選ぶ事が出来たのならどうなっていたのか?


心の中でほんの少しだけイメージし始めてみると、これがなかなか考え深い・・

 

偶然と必然の遊戯か・・


(好きな曲を再生)

 

このままビールを飲みながら、心の中でこっそり想像してみる事にした。


そうあれはまだ僕が「一休さんの終わりの歌(ははうえさま)」以上に心を動かされるような歌に出会った事がなく、トムとジェリー以上のクオリティーの高いアニメーションを知らなかった10代の頃、Dr.スランプキン肉マンに夢中になりながら絵ばかり描いてたそんな小学生が、キャプテン翼と友達の影響でサッカーに目覚めた・・多分駆けずり回りながらも、とにかくあの蹴りが好きだった(カンフー映画の延長線上に有った)のだろう・・なんだかソレは、ジャッキーチェンやユンピョウのように、とてもカッコよく感じていた。・・ボールを蹴るこのスポーツ、サッカーを友達としている事自体が無性に楽しかった。中学は、転校転入の兼ね合いで、まともにサッカーができなかった事もあり、僕は高校でバンドマンになり、勉強よりも恋愛と歌を歌う日々に明け暮れた。【人生ノ交差点此処ニ有】→ もしも此処で本物のチームワークってヤツを意識しながら自分とも向き合って、もっともっとストイックに、プロのサッカー選手やミュージシャンを本気で目指していたのなら・・


あれはまだ僕が20代の頃、当時付き合っていた彼女は同い年だった。・・年下だった。・・年上だった。・・出会い別れ、その都度絵を描き個展開催後出会い・・別れ・・絵を描き個展開催後出会い・・別れ・・絵を描き画展開催・・嗚呼あの時代の恋愛、今は感謝しかない。あの頃流れていた時間の中で、いつも僕は一途な恋をしていた。あの頃の僕はまだまだ若過ぎて、経験不足の根拠の無い自信で面白おかしく生きていた。そのおかげなのかなんなのか今となっては・・て事になるのだけれど、今もハッキリ覚えてる感情は、一緒に居るだけで嬉しくて楽しかったし、ずっと一緒にいたかった・・【人生ノ交差点此処ニ有】→ もしもあの時、しっかり勉強し直して、今後の自分と向き合って、未来をもっと真剣に思い描き、彼女のご両親の耳に入るほど、将来の事を本気になって考え抜いて、ひとつひとつ課題をクリアして、成果を出しながら地に足を着けて力強く男らしく生きる事が出来ていたのなら・・


あれはまだ僕が30代の頃、運命の出会いから彼女が妊娠、そして結婚、心の準備よりも先にパパになった。【人生ノ交差点此処ニ有】→ もしも全盛期だったこの頃、この時代の僕が、パパ活重視の生活を半分減らして、もっともっとアートと音楽活動に精力的になれる時間を仲間と過ごす事が出来ていたのなら・・。

 

🐈・・

 

僕は、何故、今此処に居るのだろう?


振り返ると・・

 

その都度、目の前に現れた人生の交差点で選択して来た道をその時の感覚と感情だけで進んできた・・。


さて此処からどうするか、翌朝からどうするか・・、ほんの少しだけ立ち止まって真剣に考えればきっと、どう生きて行くべきか、幸せとは何か、この先どうすれば後悔しない人生を満喫できるか、今までよりも感動に満ち溢れた温かな時間を充実させて笑いながらこの人生を歩んでゆけるのかが、きっと見えてくるはずだ。

 

f:id:ku2well-ku2well:20191208133554j:image


ん?

 

今を感情のまま生きる。でもやっぱりこれでいいのか(いつも正しくて後悔しないなんて、そんなの人生じゃないな)・・この先また人生の交差点が目の前に現れたのなら、今まで通り、感じたまま道を選んで自分らしく進んでゆけばいい。いつも人に優しく、自分に厳しく生きてゆければそれでいい。それが、人生なのだから。

 

(翌日)

 

そして、疲れ切った仕事帰り、いつもの交差点を渡り、僕は、大切な家族が待つ家路へと急いだ。いつもそばに居てくれて、ありがとう。ただそれだけで幸せを感じます。