【第19話】紅葉
今週のお題 ・・
今週のはてなブログのお題は「紅葉」
🎬✨
この言葉を目にして、紅葉(こうよう)している木々の近くで、冷たい秋風が吹かれながら、焦る気持ちを抑えながら、五本の指に赤い絵の具を付けて、真っ赤な紅葉(もみじ)が舞う赤く激しい絵を静かな白いキャンバスに「パンッパンッ」と叩きつけながら描いている黒いロングコートの無造作ヘアな絵描きと、それをチラッと一度だけ観てベンチに座るポッチャリ素敵な老夫婦が、PUNK柄のマフラーをして焼き芋を食べてる情景を思い浮かべました。
でも残念ながら、今目の前の冷蔵庫の中には赤い秋味(発泡酒)が無い。このインスピレーションから異次元に広がるようにぶっ飛んだ世界へは届きそうには無いけど、このままブログを進めてみます。
僕にとって、秋が、最も家で過ごしたいなと思う季節なのかもしれません。聴きごたえの有る昭和の歌謡曲をカバーした歌手の季節をなぞるような歌唱に痺れながら今、ゆっくりこうしてベランダでイヤホンを耳に挿してgloをゆるりと吹かしていると、この季節は休養の為に有るのかなと勘違いしてしまう。
読書の秋、芸術の秋だなんて言われてるぐらいですから・・まんざら勘違いでもないのかな?
絵(ぱんくの描いた絵)に描くとこんな感じ・・特に、秋の曇り空は僕の行き場の無い情熱をクールダウンして、気の持ちようで、一旦深く休ませてくれるから、嫌だけど、決して嫌いでは無い・・
儚くて冷たくて優しいこの空気が、遠い日の浪漫と夢見る未来のヒューマンの狭間で風となり吹き抜ける。
秋、晴れてれば無性に外に出たくなる。
秋、無様に曇っていて寒むければ休息。
此処ぞとばかりに家で、無我夢中というよりはゆっくり、適当な運任せな情報収集・・
その後はPUNKな絵を描いて、PUNKな映像を観て、目でPUNKな活字を追って、まったりしながらも心の中に大量の情熱を・・
真っ赤な紅葉(もみじ)のような幻想的な形をした魅力的な自然なアートに繋がるその何かを吸収・・
時間に追われない時が過ごせるのであれば、もうこの秋に身を委ねて、紅葉の季節を胸いっぱい吸い込んで、個性をゆっくり吐き出そうなどと思いながらもうたた寝していた(それでいい)・・
そう思わせる秋。漠然とした何かをこの秋に感じながらも、的確に思い通りに物事が進んでいるとは思えないし、どちらかというと不器用に過ごしている。
この紅い時間に浸りながら、自分の出来る事をマイペースにやり続けてゆければいい・・
イメージは、紅葉の敷布団で仰向けに寝転がって、雲が浮かぶ青空を観ながら・・
芸術の秋ですから、何か新しくて面白い作品のアイディアが舞い降りてくるかもしれない(ひらひら落ちてきた紅葉)・・
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右手で持っていた鉛筆が、スマホの画面をタップしてスライドする右手に変わった今も僕は、心に浮かんだイメージを目の前に生み出したくて仕方がない。