PUNK ART IS LIFE

ぱんくの日記帳 〜 PUNK BLOG 〜

YouTubeチャンネル「ぱんくTV」ぱんくっキング(PUNK KING)の「ぱんく」という名でYouTuberになったので、ぱんくの日記帳と題して、blogも始めました。

【第41話】ベランダの窓から失礼します。

🎬✨

魔女「いったい、いつになったらソレを必要としない時間を過ごせるようになるのかしら?」

 

ぱんく「うわ!誰?」


魔女「ベランダの窓から失礼します。鍵が開いてたからつい・・」

 

AM4:50


ぱんく「数ヶ月前から早起きチャレンジをし続けていなかったら絶対気が付かないようなこんな朝方の早い時間からいったい僕に何の用だい?」


魔女「あら、その返し、なかなかのセンスじゃないの貴方・・名前は?」


ぱんく「え?」


魔女「合格!」


ぱんく「な、なんだって??」


魔女「貴方は合格、たった今から、貴方は魔王になる資格を得ました。さぁどうする?なってみる魔王に・・」


ぱんく「ならないよ(もう何が何だか)・・と、とにかく出てってくれよー」


魔女「あら、もったいない・・魔王になればいつでも好きな時に好きなだけ欲しいモノが手に入るのに・・」


ぱんく「欲しいモノってのは、なかなか手に入らないからいいんじゃないか。」


魔女(か、格が違う・・何?この想像していたレベルを遥かに超えてる感じは・・この悟りっぷりは噂以上じゃない。)


魔女「そ、そんな事ないわよ、欲しいモノはすぐ手に入った方がイイでしょ?誰もがそう思うはずよ!」


ぱんく「・・・」


マスター「早朝からぱんく驚かせてホントごめん・・」


ぱんく「うわー!!突然なんだよ今度はマスターか、で何今日は?頼むから一人にさせてくれよ!今、朝活中なんだから、なんなのコレはいったい・・」


マスター「ぱんく、今日は魔女と二人して、大切な事を伝えに来たんだ。」


ぱんく「何、大切な事って?」


マスター「紹介します。私の彼女の魔女です。」


魔女「初めまして、噂はかねがね・・」


ぱんく「え?あ、初めまして・・って、いやいや・・なんなのいったいマスター・・」


マスター「わたしたち・・」

マスター&魔女「せーの、付き合っていまーーーーす!!」


ぱんく「えーーー??!」


マスター「それでは!」


魔女「またね!」


効果音「シュッ」


ぱんく「うわ!?」


ナレーション「突如現れた二人はその場から消え去った。一人残されたぱんくは思った。マスター、いい付き合いしろよと・・」


ぱんく「な訳ないだろ(笑 )」

 

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ナレーション「ひとりよりふたり、人は決してひとりでは生きれない。どうか、思い出に生きるのではなく、今、近くにいる人を大切にしてください。それでは、良い年末を・・」

【第40話】で、どのぐらいなの?

はてなブログさんの 今週のお題は「クリスマス」 と言う訳で、前回の続きを・・

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🎬✨

マスター「メリークリスマス」

 

ぱんく「メリクリ!って、ねぇ、今そのほっぺたに浮かび上がってきた数字は何?」

 

マスター「コレかい?よく見えたねコレは、ネオ スパーク アンド スーパー クール トリッキー ザ・ストレート ライカ ファンク ロカビリー ブルース パンク ロック フラッシュ 2019 ハイテンション センスレベル イン ザ・クリスマス 当日 の 数値だ!」


ぱんく「2日前にも似たような事で言ってたけど、長いって(笑)・・で、そのなんとかレベルってなんなの??」


マスター「ほら、周りを見てごらん・・」


ぱんく「あっよく見るとあの人もほっぺたに数字が浮かび上がる時がある あ消えた・・あ 浮かび上がった・・なんなのコレ?」


マスター「この世に生きているもの全てにこの数字は存在している。ただ、コレがクリスマスイブイブからクリスマス、そうすなわち 12/23 0:00 〜 12/25 の 23:59 まで見えるのは限られた人間だけだ。そう、ぱんくお前のように。」


ぱんく「なんだかよく分からないけど そっかぁ・・そ、そんな事よりマスターあんたその数値スゴ・・」


マスター「気が付いたかい?」


ぱんく「他とは桁違いじゃないかマスター!」


マスター「私の数値は、89642191975029619730714だ。どうだ少しは尊敬したくなってきただろう。ぱんくとも既に長い付き合いになってきてるしな・・」


ぱんく「だってほら、あの人は 58 だよ。マスターなんかただ者じゃない感じじゃんかまた・・」

 

マスター「あの人は 15385 だな。見てごらん。」

 

ぱんく「凄いどこどこ?」

 

マスター「ほら、あそこのケンタッキーフライドチキンの店員さんを見てごらん。もう何時間も笑顔でチキンセットを手渡し続けてるだろ 素敵だ・・」

 

ぱんく「あ・・」


マスター「どれどれ、ぱんくの数値は・・」


ぱんく「どのぐらい? 30ぐらいは有るかなぁクリスマス当日に精一杯仕事して来たし・・」


マスター「え・・(9999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999 .. ケイソクフノウ .. ケイソクフノウ .. . )え、えーと、あ出てきた出てきた。」


ぱんく「で、どのぐらいなの?」


マスター「2 だよ 2」


ぱんく「マジか、今日も2って、まぁそんなもんだよな(笑)」


マスター「それでは良いクリスマス12/25を!」


効果音「シュッ」


ぱんく「あ、どっか行っちまった。なんだったんだまったく・・」

 

🎅「ここに辿り着いたあなたに、23:59までにとびきりステキなクリスマスが訪れますように✨・・おやすみなさい。2019/12/25.」

 

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【第39話】PUNK Merry Christmas

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🎬✨

マスター「メリークリスマス」

ぱんく「今日は 12/23 だから少し早いけどね(あわてんぼうのサンタクロースか)・・、メリクリ!・・ねぇ、今その額に浮かび上がってきた数字は何?」

マスター「コレかい?よく見えたねコレは、オー ナイス クレイジー ワンス オリジナル アート ソー レディース アンド ジェントルマン ハイパー  ネオ スパーク ハッピー ビューティー アンド トリッキー ストレート パンク フラッシュ グレート フリーダム エクセレント プレジャー ハイテンション センスレベル 2019 クリスマス の 数値だ!」


ぱんく「長いって(笑)そのなんとかセンスレベルってなんなの??」


マスター「ほら、周りを見てごらん。」


ぱんく「あっよく見るとあの人も額に数字が浮かび上がる時がある あ消えた・・あ 浮かび上がった・・なんなのコレ?」


マスター「この世に生きているもの全てにこの数字は存在している。ただ、コレがクリスマスイブイブからクリスマス、そうすなわち 12/23 0:00 〜 12/25 の 23:59 まで見えるのは限られた人間だけだ。そう、ぱんくお前のように。」


ぱんく「なんだかよく分からないけど そっかぁ(相変わらずだなぁ)・・そ、そんな事よりマスターあんたその数値スゴ・・」


マスター「気が付いたかい?」


ぱんく「他とは桁違いじゃないかマスター!」


マスター「私の数値は、75029619730714だ。どうだ少しは尊敬したくなってきただろう。気が付けばぱんくとも結構長い付き合いになってきてるしな・・」


ぱんく「だってほら、あの人は 5 だよ。マスターなんかただ者じゃない感じじゃんか・・」

 

マスター「あの人は 28 だな。見てごらん。」

 

ぱんく「凄いどこどこ?」

 

マスター「ほら、あそこの三人家族の一番後ろを歩いてるお父さん、クリスマスプレゼントを両腕いっぱいに持ちながら笑顔で奥さんと子供の背中を見てるよ。」

 

ぱんく「あ・・」


マスター「どれどれ、ぱんくの数値は・・」


ぱんく「どのぐらい? 3ぐらいかなぁ?」


マスター「え・・(9999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999 .. ケイソクフノウ .. ケイソクフノウ .. . )え、えーと、あ出てきた出てきた。」


ぱんく「で、どのぐらいなの?」


マスター「2 だよ 2」


ぱんく「マジか、さっきの人が 5 だったから、3 少ないのか。まぁそんなもんだよな(笑)」


マスター「それでは良いクリスマスを!」


効果音「シュッ」


ぱんく「あ、どっか行っちまった。なんだったんだまったく・・」

 

🎅「ここに辿り着いたあなたに、とびきりステキなクリスマスが訪れますように✨・・おやすみなさい。2019/12/23.」

 

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【第38話】この素晴らしき人生の中で。

🎬✨

きっと心の奥に有る・・

 

無意識な此処からでさえもハミ出しながら、コノ幸せなイメージ(曲線のピンク)にさっきから熱くイカれ続けてるけど、その白(pure)とのコーディネートが有るからこそ、こんなにも双方向に際立って感じているんだよね・・

 

軸をブラさずに伝える事が出来る真っ直ぐな優しさって何だろう?本当の優しさって、何だろう。永遠に残るような幸せを残したい。お世話になった人にも、アイツにも、あの子にも、あなたにも・・

 

カッコ悪くて不器用でも何でも構わない。いつもあなたに優しくしたいって思ってるんだ・・

 

だけど人は、ソレをうまくこなせないものだから・・また寂しさと悲しみに沈む夜と翌朝の憂鬱に再会する事になる。ならばそこから新たに再開しようと動き出す。もうこのループは必要無いのに・・


不特定多数の人たちには決して理解されない領域な事だって事も知っている。でもずっと避けては通れないんだ。

 

人が好きで、好き過ぎて・・

 

知ってるさ、もう既に。そう、無言で済ませる事がベストな事も有るって事は・・

 

いつの時代もどの世代も男と女で違うという事は知っている。それでもずっと心の真ん中を温かく包み続けるように、人に、あなたに、優しくしていたい・・


でも未だに理想通りにならないままなんだ・・価値観の違いなのか、無言の優しさに勝るような本来のストレートな自分でいたいのに・・

 

期待をしない・・お互いさま・・いつしかコノ言葉で肩の荷が下りて、年相応に悟りながら、思えば遠くまで歩いて来たものだ。

 

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人生の折り返し地点辺りなのかな此処は?

 

未来の事なんて全く分からないけど、分からないからこそコノ先を出来るだけ器用に先読みしながら、それでいて慎重に、感情もむき出しにして、それでいて自然に、双方向な優しさに満ち溢れていられるような温かい日々を過ごさなければならないそれが残りの人生には必要だ・・


もうそんな事を真剣に思い浮かべるような年齢なのだコノ僕も・・そうあれは遠い遠いあの頃(昔話になるけど)・・僕は自由気ままに生きて、ナリフリ構わず先も読まずに今が良ければ全て良しと生きてきた。

 

二十代にコノ生き方が出来た事は奇跡だ。そこで得た今に繋がるコノ感覚はデカイ・・だが、それ故に傷も深い。


でも今は違う。そこから突き抜けた今は違う。だから、双方向に優しくしたい。この僕の今を素直に伝え続けてゆきたい。

 

向き合った人たちの先にずっと温かく繋がってゆくように・・優しく・・それは、僕が作るアートの中でも、日常で話す言葉でも、生きてゆく為のコノ行動のすべてに繋がっている。

 

優しさって何だろう?どうすれば、もっともっと笑顔にしてあげられるのだろう?

 

この素晴らしき人生の中で・・

https://youtu.be/C3YC-iFna7k

 

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【第37話】いつか観た夢

🎬✨

夢(それをかばいながら・・その破れたハートを抱え込んで敗れたのか、仕方ないそれならば、この零れ落ちた理想の欠片を一緒に拾い集めよう・・テンポ良く拾って楽しくはめ込んでゆこう複雑なほどパズルは楽しい。失って初めて手にするこのパズル、取説を見ると作り方次第で何でも出来る無限のパズルらしい。

 

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決してそこらの平面パズルなんかじゃ収まらないスケール、そうだってほら、アンティークなこの傷、とても味がある・・完成させたら額装しようよ。壁にかけたら寝ちまえばいい。そのまま夢の中で明日のスケジュールにひとつ追加して置いてくれ。何をってほら、旨い食べ物と旨い酒を飲みに行くって事を・・だって、もの凄い事だぜコレは、この今の経験値のまま0に戻れたんだ。

 

・・1時間後・・


で私は私で、あのソーシャルネットワークの渦に入ると見せかけて浴槽に飛び込んで、ゆっくり気ままにポカポカ入浴してから、湯上りにアサヒスーパードライと小粋なこのミックスナッツをかじりながらパンクロックミュージックを流してLINEミーティングを始めるよ。気ままにテンションを上げつつ笑いながらついて来てほしい(このレスポンスの早さに)・・

 

私たちの過去と今と未来は、輝きを増しているって事に気が付かせてあげる。あまりのスケールの大きさに寝れなくなるけどたまにはいいよね・・


泣いた・・泣いたなぁあの頃・・笑った・・笑ったなぁあの頃・・で、今はどうだい?

 

思いのまま動いてみれば、そこからすぐに抜け出せる事に気が付いたかな・・ね簡単な事だろ?・・レゲエでも流しながら気ままに行こうよ。手遅れになる前に、うまくやろうぜ。後悔先に立たず、一度きりの人生・・


何が良いか悪いかなんて、老体になってから考えればいいって事よ・・


その素直な感情からの奇跡はいつも背中合わせ・・行動が、今そして、これから先のその全てを左右している。ヒントはこの辺で・・

 

それでは、オリジナルのとびきり素敵な人生をお楽しみ下さい・・)

 

 

【第36話】ぱんくの小説 〜 第4話 ROCK SIDE 〜

いつものように体内時計で早朝に目覚めた。

 

目覚めた後は、1時間ほど自分と向き合うような朝活をするように心がけている。

 

面白い夢が観れた日は、その夢の波動を残したまま朝からアート魂をふるい立たせて命の音がステレオ再生される事に酔いしれながら絵や動画のイメージを形にしてゆく・・

 

もっと面白く落とし込んでYouTubeにアップロードする事ができたのならどれだけ面白い事になるか・・

 

そんな事を思い描きながら俺はまだ夢の中、そう夢の中で目覚めているようだ今朝も・・

 

早く起きたい。人生は一度きりだ。やりたい事と残したい事が山ほど有る(嗚呼時間が足りない)・・

 

🎬✨

 

ぱんく「まだ僕は夢の中にいる・・何故なら、今が非日常的な状況だからだ。星が綺麗な夜空の中を高速で落下し続けた後、大きな穴に吸い込まれてこの真っ白い世界でまた落下し続けている(夜空から白になったって事は朝なのか)・・にもかかわらず、こんなにも気持ち良くて、なんだか意味が分からないほど今、僕はエキサイティングしている何故だろう・・このまま数秒後に着地するのだと想像しただけでゾクゾクしてしまう・・」

 

この夢の中では、ハッピーエンドが鉄則のシナリオだ。どんな着地が待っているのか、それが今何よりも興味深くて、作者でありながら結末を決めてないからこそクレイジーなパンクで、たまらない。


あ・・、昨日某店頭で見た白ワイン(サンタの赤い小さな帽子がコルクを覆いかぶせてるヤツ)やっぱり買って帰れば良かったかな・・。


そんな小さな後悔を今観ているあなたに話しかけてる間にも、僕は夢の中でスピードを上げながら今グングン落下し続けている・・


「シューーーー

・・・・


ダンッ」「着地シマシタ21人目ノ成功者デス」

 

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ぱんく「此処は何処だ?」


超小型通信機「プルルルル」


ぱんく「(通信が入った)ハイぱんくです。」


マスター「グッドモーニング!

                  ようこそ 1960年代へ!」


ぱんく「此処は、1960年代なのか?夢の中だとホント何でもありだな(笑)」


マスター「そう此処は、1960年代半ば以降、ロックンロールという呼び名からロックと呼ばれる事が一般化し始めた頃だ。どうだぱんく、シビれるだろう?」


ぱんく「もうシビれ過ぎて、まだ夢の中だけど気を失いそうだよマスター、時間も夕方になってるし、ライブのチケットまで掴ませてるじゃないか、アンタどんだけクールで最高なんだ・・今からビートルズのライブを生で観れるなんてホント夢のようだよ夢だけに(笑)それじゃあ行ってくる。」


マスター「そして、此処からロックンロールは進化した。新たなサウンドが続々と登場した。ロックに背中を押されて恋愛までもが盛り上がった。破天荒な日々が幸せに繋がった。抽象的な芸術も次から次へと誕生した・・それらの総称としてロックという言葉が使われるようになったんだぱんく、原点をその心に刻みやがれ!」

 

・・ライブを堪能した僕は、気を失っていた。夢にまで見た原点を心ゆくまで体感して満足だった・・

 

(あれから何時間経ったのだろう?)

 

マスター「ぱんく!ぱんく!起きろぱんく」

 

ぱんく「ん・・」

 

マスター「ほらコレでも飲んで目を覚ませ」

 

ぱんく「ありがとうでもまだ夢の中だけどね(笑)で、此処は?」

 

マスター「ようこそ私の隠れ家的アトリエ兼ガレージ的な遊び場へ!」

 

ぱんく「え?何このブリキ人形?此処からマスターの声が聞こえてるのか?」

 

超小型通信機「 https://youtu.be/S9VcJuh--q0 .. . ツッヅ.. . クー.. .」

 

 

【第35話】あの雲を眺めながら・・

🎬✨(此処は?)

ぱんく「見覚えの無いイスに座りながら、僕は目覚めた。視界に入った両手と両足を見てゾクっとした。二度見てもコレは革の手袋とズボンだライダース?もうこの展開は勘弁してくれ激しいアクションは無理だからなと思いながらもどうしてもこの黒い全身をあの窓で確かめたくて・・イスから立ち上がろうとしたけど胸を何かに押さえ付けられていて身動きが取れない。ヤバイっ力が全く入らない・・遮光カーテンなのか、あの隙間から射し込む光で窓が有る事が確認出来た .. あと、此処にテレビも有る・・この部屋はいったい。」

 

マスター「おはよう目覚めたようだなぱんく」


ぱんく「!!!」


マスター「手荒な真似をして悪かった。」


ぱんく「コレはまだ夢の中で本体の俺はまだ寝てるからってさぁマスターこの始まり方は冗談キツイって怖過ぎるよ。現実ならそーとーエキゾチックな展開だぜこりゃあ・・」


マスター「御免なぁぱんく今なら窓まで近づけるから歩いてみなよ。」


ナレーション「そしてぱんくは言う通りにこのイスから立ち上がり、あの窓に向かって遮光カーテンを開けた。その瞬間、自宅のいつものベランダが・・」


ぱんく「なんなんだよ今居る場所よりもこの格好に驚くって(笑)」


ナレーション「マレフィセントなツノが無い格好、まるで黒革の全身タイツのような格好をしてるぱんくは、そのままベランダのいつものイスに腰掛けスマホにイヤホンを挿して、spotifyで音楽をランダム再生、gloも吸いながらいつものようにあの空を流れる雲をしばらく眺めていた。」


ぱんく「もう疲れた早く目覚めさせてくれ。」


ナレーション「もしもあの白い雲の上で寝転がれたのなら・・と、」


ぱんく「呟いてないって・・」


マスター「ぱんく呟いて!」


ぱんく「ハイハイ、もしもあの白い雲の上で寝転がれたのなら・・」

 

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ナレーション「と、ぱんくが呟くと、不意に吹き抜けた風が体を宙に浮かせ、そのまま風に乗りながら舞い上がるというシュミレーションを何度も何度も繰り返し特訓し続けていたと語りその2年の歳月そうその日をずっと夢見ていたという青年などと達筆な波打つギザギザな字で書かれた一冊の本が目の前に置かれている事にぱんくは気が付いた。」


ぱんく『何だコレは?と思いながらも俺は表紙をめくった「ここだけの話、昨日いい風が吹いた時に少しだけジャンプしてみたら意図も簡単にビューンって、そうビューンて雲の上に乗れたりしてさ。もうこんな事なら躊躇なんかしないでもっと前から早く試しとけば良かった。思い切ってこの雲に飛び乗った日がまるで昨日のようだよ・・、あれから何度真っ暗な夜に、此処で、綺麗な星を眺めて過ごして来たのだろう・・趣味?趣味は、この足元に小さな穴を空けて下界を覗く事かな。なぜなら、昼間は頭上の青い空、夜は頭上の真っ暗な空、そして足元に広がるこの白い雲以外、なーんにもホントに何も無いから此処は、もう退屈で退屈で・・』


ぱんく「俺は今、何を読まされているのだろう(一寸の光陰軽んずべからず)・・」


マスター「次回をお楽しみに!」


ぱんく「・・・」

 

ナレーション「つづく」