PUNK ART IS LIFE

ぱんくの日記帳 〜 PUNK BLOG 〜

YouTubeチャンネル「ぱんくTV」ぱんくっキング(PUNK KING)の「ぱんく」という名でYouTuberになったので、ぱんくの日記帳と題して、blogも始めました。

【第34話】Blog、Twitter、YouTube、どれも素のままがイイ。

🎬✨

Blog、そしてTwitterYouTube、手元のスマホから誰でも発信出来るこの魅力的な世界・・、実際に発信側として始めてみると「こうすればイイ」「コレは良くない」などという情報もスマホで簡単に入手出来る。よし収益化を目指して、空いた時間にコツコツ勉強しながら続けてみよう・・と、そこで得た知識を日々蓄積し続けていると、見る側の時も発信する側の時も夢と楽しさが増してゆく・・


でも、その「こうすればイイ」といういくつかの手法を見て学んでいると、なるほどなぁと勉強になる反面、何故かモヤモヤする。

 

未だソレをやりたいというところまでの魅力を感じない(その中には、流用できる手法も有るけどね)コレはいったい何故だろう・・


それを実践しているページを見てみた(あの人のあの感じに似てる)・・

 

内容だけを見ると、やはり既にそのジャンルを続けていて実績を出し続けている人のページを見た方が早いし面白い。それではこの内容以外とは何か?そこに答えが有るはずだ。

 

あ、コレか・・そうだよなぁ、やっぱりそこに有るのは、発信している人の人間性、個性だ。

 

また見たくなるようなこの人柄だ・・、此処に魅力が無いと、また見たいと思えないって事だよなと、改めて発信している人のファンじゃないと「もう一度見たい」と思っていない事に気付き直した。近頃僕は麻痺していた。


だけど、Blog、TwitterYouTubeには、知名度が有る人がやるからこそ成り立つような事自体に発信側として魅力を感じてしまう(でも知名度が無い)・・


そんな中、何故僕は今、楽しく続けていられるのか?ただのクレイジーパンクなのか🤪??

 

少し考えてみた・・

 

それぞれのレール、そのルールの上に、何の縛りも無い自由な土台を作って、そこで自分の世界を好き勝手に発信しているからだと気付いた。コレが答えだ。


此処に「こうなりたい」「成功したい」という気持ちは逆効果・・「こうしたい」をやり続けてゆければ楽しいし100%のオリジナルとして発揮、発信できるし、記録として残し続けていれば後で振り返った時、何の邪念も無い素の人間味が投影される価値の有るモノになる。この流れがブレてしまうと、発信している意味が無い。


小声『コレは、人それぞれなので、あくまでも個人的な意見だけど、もしも、Blog、TwitterYouTubeで「こうすればイイ」という記事や動画を見た時、僕と同じように感じて、迷いが生じるような事が今、もしくはこの先有れば、共感してもらえるかもしれないので、此処に残します。それは、Blog、TwitterYouTubeが、コレはいいコレはダメだと制限し過ぎてつまらなくなってないか?・・自分にとって、先が見える自由な土台かな?などと、考えてみてほしいって事。もし自分らしい自由な土台であれば、きっとこの先も楽しく続けられると思う。発信側の心の中に収益への欲が有ると、それを見る側として見た時、心ごと動くような魅力は感じないモノだから・・この魅力の有るBlog、TwitterYouTubeで、相手に対しても本物を感じ続けていたい。』

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【第33話】ならば、

🎬✨

それならば此処からフワッと、あの空へ・・

 

イメージは目の前の空を飛び越えて・・

 

更に遠くの海と街・・

 

この街あの街飛び越えて、記憶と今の狭間を超えて、次から次へとグングン進め・・この人その人あの人と・・会えた人だけ連れてゆく。

 

自ら羽ばたき時空も超えて・・

 

月の視線もすり抜けて、まだまだ行けると飛び回り、内から光も解き放ちグングン進め、まだまだ行けるぜ寝て起きて・・

 

此処まで辿り着いたけど、なんだか疲れて着地・・回想「真っ白な紙を取り出して、思い巡らし3時間、此処から始める事だらけ・・

 

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ならば、

 

描いたイメージ書き溜めて、そのままゆこう・・毎朝思い、描く未来・・まだまだこれからこのままずっと・・出来る事が、次から次へと止めどなく・・

 

止めどなく・・

 

浮かぶ新しいアイディア、無情か今消えかかっている・・それでも続けるそれでいい。新たな事はみな手探り、忘れぬよう突き進む・・いったい何を伝えたい?「継続は力なり」て事なんだ。いいかい?いいよ、やってみようか・・「0」から始めてみればいい。

 

そう ✏️__この感覚は、着地した事から始まった。決して気付かなかった事もこうしてみて初めて気が付く・・

 

この先、何をすべきかも見えてくる。

 

だからただそれをやり続けてゆくだけだ。

 

長年くすぶってた事が、こんなにもシンプルな事だったとは・・

 

誰かと似てたら意味が無い。

 

目新しくなるけど仕方ない。

 

やりたい事をやり続けてゆくだけ、

それが答えだった。

 

今更だけど自己流を貫き通す。

それだけだ。結局そのままで良かった。

 

しかし、この邪念に一周グルっと

回されてた時間も財産だ。

【第32話】人生の交差点

🎬✨

あなたは何故、今そこで、

僕は何故、今此処で、

こうして居るのだろう・・

 

振り返ると僕は今まで、何度も節目の二択に迫られて、その都度、目の前の交差点の道をひとつ選んで進んで来た・・

 

そのひとつひとつを巻き戻すかのように今、思い返すと・・それはそれでなんだか悪戯に面白い・・人生は意味深い仕組みで出来ている(偶然?運命?必然?)・・


もしもあの時、あっちの道を選んでいたら、選ぶ事が出来たのならどうなっていたのか?


心の中でほんの少しだけイメージし始めてみると、これがなかなか考え深い・・

 

偶然と必然の遊戯か・・


(好きな曲を再生)

 

このままビールを飲みながら、心の中でこっそり想像してみる事にした。


そうあれはまだ僕が「一休さんの終わりの歌(ははうえさま)」以上に心を動かされるような歌に出会った事がなく、トムとジェリー以上のクオリティーの高いアニメーションを知らなかった10代の頃、Dr.スランプキン肉マンに夢中になりながら絵ばかり描いてたそんな小学生が、キャプテン翼と友達の影響でサッカーに目覚めた・・多分駆けずり回りながらも、とにかくあの蹴りが好きだった(カンフー映画の延長線上に有った)のだろう・・なんだかソレは、ジャッキーチェンやユンピョウのように、とてもカッコよく感じていた。・・ボールを蹴るこのスポーツ、サッカーを友達としている事自体が無性に楽しかった。中学は、転校転入の兼ね合いで、まともにサッカーができなかった事もあり、僕は高校でバンドマンになり、勉強よりも恋愛と歌を歌う日々に明け暮れた。【人生ノ交差点此処ニ有】→ もしも此処で本物のチームワークってヤツを意識しながら自分とも向き合って、もっともっとストイックに、プロのサッカー選手やミュージシャンを本気で目指していたのなら・・


あれはまだ僕が20代の頃、当時付き合っていた彼女は同い年だった。・・年下だった。・・年上だった。・・出会い別れ、その都度絵を描き個展開催後出会い・・別れ・・絵を描き個展開催後出会い・・別れ・・絵を描き画展開催・・嗚呼あの時代の恋愛、今は感謝しかない。あの頃流れていた時間の中で、いつも僕は一途な恋をしていた。あの頃の僕はまだまだ若過ぎて、経験不足の根拠の無い自信で面白おかしく生きていた。そのおかげなのかなんなのか今となっては・・て事になるのだけれど、今もハッキリ覚えてる感情は、一緒に居るだけで嬉しくて楽しかったし、ずっと一緒にいたかった・・【人生ノ交差点此処ニ有】→ もしもあの時、しっかり勉強し直して、今後の自分と向き合って、未来をもっと真剣に思い描き、彼女のご両親の耳に入るほど、将来の事を本気になって考え抜いて、ひとつひとつ課題をクリアして、成果を出しながら地に足を着けて力強く男らしく生きる事が出来ていたのなら・・


あれはまだ僕が30代の頃、運命の出会いから彼女が妊娠、そして結婚、心の準備よりも先にパパになった。【人生ノ交差点此処ニ有】→ もしも全盛期だったこの頃、この時代の僕が、パパ活重視の生活を半分減らして、もっともっとアートと音楽活動に精力的になれる時間を仲間と過ごす事が出来ていたのなら・・。

 

🐈・・

 

僕は、何故、今此処に居るのだろう?


振り返ると・・

 

その都度、目の前に現れた人生の交差点で選択して来た道をその時の感覚と感情だけで進んできた・・。


さて此処からどうするか、翌朝からどうするか・・、ほんの少しだけ立ち止まって真剣に考えればきっと、どう生きて行くべきか、幸せとは何か、この先どうすれば後悔しない人生を満喫できるか、今までよりも感動に満ち溢れた温かな時間を充実させて笑いながらこの人生を歩んでゆけるのかが、きっと見えてくるはずだ。

 

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ん?

 

今を感情のまま生きる。でもやっぱりこれでいいのか(いつも正しくて後悔しないなんて、そんなの人生じゃないな)・・この先また人生の交差点が目の前に現れたのなら、今まで通り、感じたまま道を選んで自分らしく進んでゆけばいい。いつも人に優しく、自分に厳しく生きてゆければそれでいい。それが、人生なのだから。

 

(翌日)

 

そして、疲れ切った仕事帰り、いつもの交差点を渡り、僕は、大切な家族が待つ家路へと急いだ。いつもそばに居てくれて、ありがとう。ただそれだけで幸せを感じます。

【第31話】突然香ったその匂いに

🎬✨

今週のお題 は「すごいニオイ」・・

はてなブログさんから届いたこのお題、いい香りの方で書き進めます。

 

外出していて、突然香った匂いに立ち止まる。まるで Time Machine に乗って、あの頃のあの場所に降り立ったように、五感ごと引き戻されるようなあの時空を越えた「すごいニオイ」そう、言葉で伝える事が難しいあの嬉しい匂い。

 

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今・・

 

この令和元年を過ごしながら日々いつも通りの生活を守る為に生きている中「ふと香る匂い」で、現実から秒速で夢の世界を想い描かせて、秒速で今に戻されるような体験をした事が有る人は、きっと僕以外にも多くいると思う・・

 

嫌いな匂いと、好きな匂い・・

ずっと嗅いでいたいのは、好きな匂い・・

 

好きと感じるこのフッと香って嬉しく思う匂いは、好きな人の近くで香るニオイ、夕飯の支度中に香るニオイ、昔嗅いだ古着屋のお香のニオイ、日光を浴びて乾いた洗剤の香りがする温かい洗濯物のニオイ・・その昔楽しかった日に嗅いでいたニオイ・・

 

この好きな匂いを想定外なタイミングで不意に嗅げる事が出来た時のあの奇跡の瞬間が好きだ・・

 

ここまで人生のいたずら的な「すごいニオイ」は無いのではないだろうか・・

 

今頃何してるのかな?元気にしているかな?って、そのニオイから記憶をさかのぼって思い出す事って、なんだかイイですよね。

 

出来る事ならこの素敵なニオイを嗅ぎながらニコニコ笑って過ごしていたい・・

 

無臭というニオイのジャンルが有る事も忘れてはならない(これはもう究極のニオイ)・・

 

なんてったってニオイがしないのだから。

 

 

🔹ぱんくのYouTube channel「ぱんくっキング」の

【第2章 : #13 】このネット社会と同じで・・

👉 https://youtu.be/4WPr3DiAUC8

 

 

🎤「ハイ!ここで一旦パナソニックからのCMです。」

「すごいニオイ」#ジェットウォッシャー「ドルツ」


by パナソニック×はてなブログ特別お題キャンペーン

【第30話】文字数を越えたツイート②

🎬✨

早起きは三文の徳って、昔の日本人はいい言葉を残してくれたもんだ。一日は24時間だから、睡眠時間を工夫すればイイって事に辿り着いたのかな?きっと。

 

古くから伝わるこの言葉をなぞるかのように、現代でも限られた時間を・・一日、一週間・・、一年・・五年・・十年・・二十年・・三十年と・・過ごしてゆくと、それは、おのずと理にかなってゆく(のだろう)・・

 

という訳で、それまでの夜型の生活を一新、一度リセットして、早起きチャレンジをし続けながら僕が得て来た事は、自分と向き合う時間を多く持てた事、そして夜までの時間を充実させる事が一昔前よりも可能になった事です。


例えば午前5時からの数時間、その日一日の行動・・、行動し始める朝から就寝まで、その気になれば何を何処でどうするか事細かく予定を立てる事だって出来る。もうそれだけで、充実を得る準備が出来ている。

 

残った時間は好きに使えばいい。制限や決まりなど何も無い。僕なら例えば・・、ベランダの椅子に座りながら好きな音楽、そうお得意のspotifyでランダム再生しながらgloを吸って絵を描いて、コーヒーを飲みながらあの空を眺めていれば、今の自分と向き合える。

 

🔹ぱんくのYouTube channel「ぱんくTV」の

【第2章 : #11 】早起きは三文の徳

👉 https://youtu.be/IBXzMWZu4iw

 

🔹ぱんくの早起きチャレンジ 〜 Twitter

👉 https://twitter.com/punkuniverseice

 

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Twitter、または、YouTube channel「ぱんくTV」から此処に辿り着いて下さった皆さま、ブログは、まだ終わりませんよ。つづきのオマケをどうぞ・・このまま少しだけ続けます。)


早起きチャレンジ続行中の僕もその昔、きっとあなたと同じように、両想いの恋をした事があります・・


でも人はいずれ、恋をしなくなる。出来なくなる。それを悲しく思うか、それともこの必然的な出来事に直面した者を「マスター」と呼ぶのかは、自由(仕方ない)・・

 

じゃあ、あえてマスターと呼ぶ事にしよう。ははは、そうなると僕は今マスターという事になる・・

 

そんな恋のマスターから、折角なので此処でこのタイミングで伝えておきたい事があります。何かの縁だと思ってこのまま少しだけ読み続けてください。

 

それは・・

 

恋人と別れた後も出来るだけ多く、新しい恋をした方がいいという事です。永遠には続かないからこそ・・そして、一度きりの人生なのだから、何もかも開放してその心のまま人生のキャパをはみ出すほど、たっぷり満タン溢れるぐらいの恋を満喫し続けてほしい。どうか満喫しきってください(まだ僕はそこまでの歳ではないけど、少しだけ悟り始めています。)・・

 

20代の頃永遠に続くように思えていた人生は想像以上に早く儚いものです。限られた時間の中、その恋で得た喜びと傷をひとつふたつ増やし続けながらステップアップしてゆくと、その分だけ数年後または数十年後に必ず深みの有る優しい大人になれるし、シンプルを求めるようになるその心は、あのキラキラ光る海のように深く広くなる・・

 

だから、出来るだけ多くときめき続けていた方がいい・・それでもいつの日かきったそのうち、恋など出来なくなるのだから・・この先、決して後悔しないように満喫しながら生きてほしい。僕の知る若者たちは、今、恋をしなさ過ぎている・・

 

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このタイミングで、どうしても伝えておきたくて。ぱんくより、愛を込めて。

 

ナレーション「そして、どこまでも感情のまま楽しく突き進んでゆくと、いつの日かマスターの領域に辿り着くだろう。此処に着いたとしてもまた次の新しいステップとステージが待っている。恋で得たその心は、更に緩やかに、時に今まで見れなかった角度からでさえも目の前の相手を思いやり、心の奥底から温かく包み込むような事が自然に出来るようになるだろう(Good Night & Good Luck !!! From My Twitter  文字数を越えたツイート)・・」

 

___________________________________

 

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ぱんく「2369曲って・・2019年の朝活で毎朝聴いてたもんな・・休日と就寝前の夜を合わせると確かに・・お世話になりました。コレ、spotifyの広告になってしまってるかな?」

【第29話】ぱんくの小説 〜 第2話&3話 PUNK SIDE 〜

🎬✨

こ、この寝室はいったい・・此処は何処なんだ?そう心の中で呟いた瞬間、この場所に辿り着くまでの出来事が映像となってあの白い壁に投影され始めた。


効果音「キュルルルルルルル .. . ジーーー.. . 」


あのジャックとジョーカーのやり取りを観る前の映像なのかこれは・・


ポケットの中を右手で探りながら小銭を数枚取り出して俺は喫茶ラビアンローズでお勘定を済ませた後、店の重たいドアを開けて2、3歩・・歩いて振り返っている(コーヒーを飲んでたはずの喫茶店が無い)・・。幻想?それとも?いったい何だったんだ。ずっと夢の中なのか今も?・・


そして、そのまま黒いギターを左手で掴みながらラビアンローズに向かうジョーカーを追いかけて、追いかけ続けて、もうクタクタな腹ペコで既に力尽きていた俺は、ストリートアートなペンキにまみれた奇抜なシャッターに寄りかかりながら寝てしまった。

 

効果音「ザーーーーーッ」

 

突然降り始めたどしゃ降りの冷たい雨で目覚めた。ふと足元を見ると、誰かに履かされたのかズッシリと重いこの両足の黒いメタリック調のロングブーツ、ん?何だこの青く光るボタンは?もう押さずにはいられないこのボタンをグッと押した。何故か握っていたこの取説通りブーツに取り付けられているこの小さな水色の折りたたみ傘を引き抜こうとしたが何故かその隣の赤いボタンを強く押してしまった・・

 

「ダンッ」「着地シマシタ18人目ノ成功者デス」

 

(この前は3人目だった・・1人を1でカウントしていないのか?それともコレだけの人数がこのクレイジーな世界にやって来たというのか・・)

 

気が付くと俺は、見た事がない路地裏の駐車場に居た。瞬きすると、何故か次は家のベッドに仰向けになっていた。うたた寝していたのか?

 

・・いったいどれだけの時間が

流れたのだろう・・


スッとベッドから降りていつも通り床に着いたはずの左足がズブズブ沈んでゆく・・まるで柔らかい粘土のような地面に足を入れているかのようなこの感覚・・みるみるうちに体ごと沈んでそのままツルンッとすり抜けてマンションの下の階まで落ちていた。痛っ!こ、これは何だ?(此処は何処だ?)エキゾチック過ぎるこの色彩と配色そして見た事の無い奇抜なデザインのインテリア・・目を疑った。瞬きするとその配色までもが変わる不思議な部屋?!もうどうにでもなれ!

 

zzz .. .

 

どうせまだ夢の中なんだコレは・・

コレもアレもソレもドレも・・

何もかも視界に入るもの全部・・


何でもありなこの夢の世界(そうか作り上げているのは自分なのか自分自身がイメージしたモノなのか)・・、頭の中で好きなようにイメージした通りに観えて、それがまた好き勝手に動いてテンポ良く変わるアーティスティックな自由な空間だという事はもう分かった。確かに夢の中だ此処は・・もうこうなったら思いのまま空想してやる(丁度時間をもて遊んだいたところだ)zzz .. .

 

 

 

〜 第3話 PUNK SIDE 〜

 

そして、暫く歩き続けると、足元に風に飛ばされて来た新聞が絡みついた。手に取りその黒く印字された日付の欄に目を疑った(嗚呼)・・

 

目覚めたのではなく、目覚めた夢の中でタイムスリップをしてしまっていた俺は、何の違和感も無くイギリスの街中に立っていた。

 

どうやら此処は本当に1970年代のようだ。

 

ポケットからgloを取り出した後、ネットに繋がらないiPhoneを取り出して、上着のポケットに戻した。そして暫くの間・・いつの時代も変わらない空を眺めてみる事にした。

 

そう、この國で登場したロックの一種だと街で噂されてる音楽をリアルタイムで体感する為に、自由なこの國(夢)の中で俺はハンバーガーを食べていた世田谷の街から10秒で此処イギリスまでやって来たのだと言い聞かせて、此処で暫く過ごす覚悟を決めた。

 

遠くで心地良いバスドラの音が聴こえた・・

 

この街の片隅で瞬間移動に近い速度で現れた俺は、何か物足りない商業主義的な空気みたいな気配を感じながら、自分自身の年齢も25歳に戻してみた(おっと何だ?通信が入った)・・

 

ぱんく「ハイぱんくです」

 

マスター「オイぱんく何やってんだソコは何処だいつだ何時代だ?25歳て(笑)」

 

ぱんく「マスター、いつか何処かで読んだ通りだったよ・・この國も社会的なメッセージ性が希少になっている。ごめん応答になってなくてマスター、まぁ何となく感じ取ってくれよなじゃあ切るよ!そろそろライブ始まるから!」

 

小型通信機「ツーーーーッ」


https://youtu.be/AL8chWFuM-s

 

マスター「そこに突如としてPUNK(社会への不満や怒りを過激に表現する音楽・ヘアスタイル・ファッション)が登場したって訳か・・」

 

小型通信機「ツヅーーッ!!!」

 

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ナレーション「予定より早く目を覚ましてしまったぱんくは現代に戻り、いつもの自宅の白い天井を見ながらほんの少しだけ考えていた・・」

 

I'm a lazy loser .. .


決してそのままではないけど、心の中を表現しようとした時に出る波動が、このPUNKに似てる・・PUNKというジャンルは、音楽はもちろんだけど、あのビジュアルに本来あるべきアートとパワーを感じるし今も感じ続けている・・何もかも自由にして良いのなら、許されるのなら、ヘアスタイル、ファッション、持ち物、生き方、その何から何まで全身をPUNKにしてみたいそれと同時に、そう出来ない環境に今居るのかと不甲斐なさを再確認してしまう事になった。仕方ない(飽きるまでこのキャラクター「ぱんく」に委ねてみるか)・・

 

謎の女「今あなたが手にしたその耳にはめ込むタイプの小型通信機をこの場で装着して下さい。これであなたは私と話が出来るようになりました。それではまた・・」

 

ナレーション「何故かぱんくは今、199X年の海に隠されていた2090年のとある1日がプログラムされてるという球体の中に居た。」

 

ぱんく「な、なんだか、眠くなってきた・・」

 

小型通信機「ツーーーーッ ヅクッ」

 

 

◆ Next My YouTube Channel

👉 https://youtu.be/iFRLAbYtWh0

 

 

【第28話】闇と光

🎬✨

和柄の NEO PUNK な着物似の上着を振り乱しながら、大好きなハンバーガーを食べ終えてそのまま寝てしまった僕は、もう3時間近く夢の中でこの無情という名の地下鉄に乗っている・・・

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何処にでも有るこのありふれたスマホを片手に、締め切り間近の原稿を書き続けてる小説家気取りの研ぎ澄まされた目で観たあの冷たい窓ガラスに流れ続けている闇と光のリズムがヘッドホンから流れる曲とシンクロしたその時、この心と体のバランスを自由自在にいつでも正しくコントロール出来るようなスマートで器用な男ならば、きっと此処で今こうしては居ないだろうと気が付いた・・

 

窓ガラスの手前でそんな僕を見ている小綺麗な人が「そこまで思い通りに進まないと嘆くのなら、そのままそこを押し続けていてもダメだよ引いてみな」と笑っているように見えた(まるで過去の自分のようだった)・・そんな小粋な言葉でさえ、今は耳に入らない。


もしも不必要なマイナスを事前に回避出来るのならば・・そう、想定外な何かが不意に起きた時は、頭の中で対応すべき事柄がカラフルな時系列となって数パターンの応用編としてビュンビュン螺旋状に浮かび上がり、ものの数秒間で心が体にその弾き出されたパターンBの上から8番目で待機していた虹色の対応策Cを伝え、その通りに3秒で動けてしまうような感覚と筋肉が有れば、こんなに無鉄砲に動いてフワフワとバカを見る事も無いだろう。


回想「地下鉄が通り過ぎて生まれた風にタンポポが揺れていた街の大地が割れ、今も遠く夢の中の風に吹かれているあの海までもが割れ、そこに世界中の夜空からキラキラ流星が集まって、その真っ暗な穴を埋めるように綺麗に敷き詰められたとしても、大切な決断は一晩寝かせた方がいい・・そんな言葉でさえも必要では無くなる。そう、何もかもマイナスな事を正確に回避出来る大人パンクな感覚が有るのならば・・」

 


月「人生の途中まで乗りこなしてきたそのスーパーカーのタイヤがパンクしちまって、ヘアワックスでバッチリ決めていた髪の毛もセットしなくなり、誰も手にしないような、そう見つけ出さなそうな、なんとも言えないセンスの良過ぎる服とコーディネート力を見事なまでに身に付け、いつまでも軽快に振舞っていたクレイジーな牙を持つ男であったはずなのに・・何をそんなに多くのモノ、人、なんだか思い出せなくなるほどたくさん手放し、いったい何を得て、どのタイミングでそのキング的なパンクになり、そのまま逆転して良い方向に転がるのか・・それを此処でずっと見守っているのだけども・・」

 

ぱんく「今に見てろよ 月🤪✨」

 

そして地下鉄は、とある駅に停車した。 

 

僕は沈み切っていた腰を上げ、闇のホームに向かい、あの灰色の階段に向かった。地上の光を目指しながらテンポ良く歩き続けた・・歩いても歩いても地上には辿り着けない。

 

暫く経つと、地上が見えてくる気配を感じた。zzz .. . 翌朝温かく眩しい朝日に体ごと包み上げられる事を夢見て・・